ふるさと納税ってどうするの?主婦でもできるのかなぁ?
気軽に日本全国の名産品を送ってもらえることで人気が高いふるさと納税。
普通の通販とは違って支援したい地域の商品を選べる所が良いですね。
同じ肉製品を注文するとしても、肉の種類や生産地はたくさんあるので、どの地域で生産されている肉製品にするのか?を明確に選別できるのです。
ただ、いざ!ふるさと納税するぞ!と意気込んで、返礼品の並んだページを見に行っても、
- もしかして自分は納税できない?
- 確定申告する人じゃないと駄目なの?
と言う疑問も湧いてくると思います。
今回は、そんな疑問を解決しつつ、ふるさと納税の楽しみ方を紹介して行きますね。
そもそもふるさと納税って、普通の通販と何が違うのか?
ふるさと納税は、欲しい商品を何となく選んで買ったつもりだったのに、いつの間にかその商品を販売している地域に納税した事になるシステムだったりします。
まずこの、ふるさと納税と言う取り組みが始まった背景にあったのが、人口減少で過疎化が進んでいる自治体ではどうしても税収が上がらず、地域を活性化させるための資金が足りないと言う状況が長年続いていました。
このままでは、自治体が弱体化して過疎化も止まらず、地域の人の暮らしを豊かにする設備なども整えられない!と言う状況を打開するために、ふるさと納税と言う新たなる納税方法が生まれたのです。
そして…
- 旅行で行ったお気に入りの町や村に、あの時の思い出をありがとうの気持ちをお返ししたい!
- 子供のころ住んでた街の商品が欲しい
- 行った事の無い街の美味しいものを食べてみたい!
などなどの希望や、願望が気軽に叶えられる気軽なシステムになっていきました。
普通の通販の商品とは違って、お気に入りや気になっている地域に直接お金が届くので、ただの買い物ではないと言う点だけは認識していて欲しいと思います。
ふるさと納税をしたい地域を選ぶ方法
- 通販サイトの楽天市場やヤフーショッピングなどから商品を選んで納税する
- ふるさと納税専門のサイトから選ぶ
専門サイトでは、商品を選んで発送してもらうだけでは無く、旅行で納税する方法も提案されているので、他の人とは違ったふるさと納税を楽しみたい方にお勧めです。
ふるさと納税の注文(納税)しました!この後は何をすれば良いのでしょうか
返礼品が届くのを待つ
ふるさと納税の注文後は、返礼品が届くのを待ちましょう。
農産物の場合は、注文した時期が旬の時期ならすぐ届くと思いますが、まだまだ先の時期の場合はその時期にならないと届かない事を確認してから注文してください。
加工食品や食品ではない返礼品の場合は、返礼品のページに記載されている日数で発送されてくると思うので、それまでしばらく待機しましょう。
寄付金受領証明書が届く
注文後、しばらくすると封書が届きます。
自治体によっては封書が届く時期が違いますが、注文後1~2週間で届くところもあれば返礼品と共に届く所もある様です。
この辺りは、ふるさと納税を行いたい返礼品や自治体のページで確認しておくと良いでしょう。
中に入っている書類は「寄附金受領証明書」と言って、要は商品(農産品)を作っている自治体に寄付しましたよと言う証明書です。
この証明書が無いと、確定申告をした際に納税する税金から控除が受けられなくなってしまうので、確定申告の時期まで大切に保管しておいてください。
確定申告する
確定申告で「寄附金受領証明書」を提出すると、所得税と住民税の控除が受けられるので、ふるさと納税は1回でも2度美味しい仕組みだと考えられるでしょう。
でも、確定申告をしないサラリーマンでも個別に確定申告をしなければならないのは面倒くさい!と思っている方も居られるかも知れませんが、サラリーマンの方の場合は「ワンストップ特例制度」と言う制度に申請すれば、確定申告をしなくて済むそうです。
または、5自治体以上にふるさと納税をしている方も制度が使えるそうなので、是非申請して見てください。
普通の主婦や学生で、自分で納税している訳ではない人でも、ふるさと納税は可能なのか
- 普段は扶養家族で扶養の範囲内の収入しか得ていなくて所得税納税の対象になっていない年収しか稼いでいない人
- 学生で親の扶養に入っている人
このような方もふるさと納税をしたいという人はいるでしょう。この場合、最終的には税金の控除は受けられませんが、実費で希望する自治体に寄付という形でふるさと納税の返礼品を受け取る事は可能です。
お得さが半減する形にはなりますが、
- 好きな物を食べたい!
- 欲しい返礼品が、いつもの通販サイトにたくさん載っているのを見ているだけでは飽き足らない
こういう人は多いと思われるので、是非ふるさと納税にこだわらないでチャレンジしてみて欲しいですね。
寄付金と言う事で若干お高めの値段の商品が多い様ですが、品質は返礼品と言う事も有りかなり気を使っている自治体が多いと思います。
税金の控除は受けられませんが、実費でこの自治体に寄付をした!と言う達成感や満足感が得られると思うので、気軽にふるさと納税の敷居をまたいで行って良いでしょう。
まとめ
ふるさと納税と言うと、納税している人だけが楽しめる通販?の様なイメージを持たれていた方も多かったかもしれませんが、実は誰でも気軽にお得な返礼品を受け取れるサービスです。
確定申告が面倒くさそうとか、扶養されてる主婦で自分では納税していないから駄目だろう?と思っていた方も、これからはドンドン利用してみてください。
多くの人が利用する事により、自治体によっては今までできなかった事が可能になっている事にも繋がります。
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