春から秋にかけて猫の出産シーズンです。
母猫は1回の出産で1〜6匹の子猫を産みます。そしてまとめて段ボールで捨てられることもよくあります。
そのため生後間もない子猫があちこちで保護されます。
そして、保護猫活動をされている方がによって子猫のお世話していきますが、数が多い場合はミルクボランティアを募集する事が多いようです。
この記事では、生後間もない子猫を保護した方や、子猫のミルクボランティアに興味がある方に、子猫のミルクのあげかたやお世話の仕方、注意点などについてまとめてみました。
ミルクボランティアとは?
ミルクボランティアとは保護された生後間もない離乳前の子猫を、一時的に自宅でミルクを与えて、ミルクの期間が過ぎたら保護団体にお返しする子猫の一時飼養ボランティアです。
離乳が終わった子猫達は保護団体の方々によって、新しく飼い主を探す活動が行われます。
人の暖かい手の中で育った子猫は人見知りせず、愛らしさを振りまき、飼われやすいように育ちます。
ミルクボランティア応募の流れ
ミルクボランティアは自治体の保健所や動物保護団体によって募集されます。
私の地域の場合ですが、主にこのような流れになるようです。↓
- 登録申請書の提出
- 飼育場所の確認
- ミルクボランティアに関する講習の受講
- 誓約書の提出
ミルクボランティアの条件
- なるべく在宅で終日お世話が可能なこと
- 飼育に適した環境であること
- 健康観察
- 離乳終了後は保護団体に返却すること
などがあります。
子猫の必要なお世話
・最低1日に4回の子猫用ミルクやり(4~5時間おき)
1回のミルクの量は10ml〜50mlで段階的に増やしていきます。
・排泄の補助(ウェットティッシュでおしりを刺激する)
・体温の保持(動物用ヒーター等を使う)
・体が汚れたら洗ってあげる
・健康観察
※ミルク、哺乳瓶、ペットシーツ、ヒーターは保護団体から借りられることもあるようです。
どんな子猫を預かるのか
- 保護団体、愛護センターで保護された授乳期の仔猫(生後1週齢~5週齢)
- 一度に預かっていただく頭数は、兄弟の2~4頭です。
兄弟で保護されている子猫は2ヶ月までは一緒に過ごさせる方がいいです。
そうする事でお互いの温もりを感じながら保温することを自然と身につけ、お互いにじゃれあって噛んだり痛みを覚えていきます。とても大事な時期です。
お世話の手間は1匹も2匹もそんなに変わりません。
人間の都合だけで大事な時期にある兄弟を離れ離れにすることがないようにしましょう。
ミルクボランティアの期間
☆平均1ヶ月間 ( 2週~6週間 )
☆自力でドライフードを食べることができる生後45日齢ころまで。
猫が好きだけど長くは飼うことができない方はミルクボランティアを試してみてはいかがでしょうか。
ちいさな命に触れ合う機会はそんなに多く無いと思います。
我が家の猫も保護猫でした。突然近所に現れ出して、捨てられたのかなと。
その時は生後5ヶ月くらいの時で最初から人懐こくて可愛かったです。食べ物はキャットフードで大丈夫でした。
生後間もない子猫を見ると、うちの猫が子猫の頃どんなだったか知りたくなりました。子猫の頃から会いたかったなあ。
毎日癒しをくれるかわいい存在です。
身寄りのない動物たちを支援するしているサイトはこちらです。
まとめ
- ミルクボランティアはいくつかの条件がある
- 哺乳瓶など必要な物は借りられる場合がある
- 預かり期間は2〜6週間程度
- ミルク期終了後は保護団体へ返却する
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