何やら日本は今や、世界194か国の中では下から数えた方が早い順位で子供が少ない国になっているそうです。
住んでいる地域では、毎月色んな人が出産しているから子供が多いイメージがあると言う人も居るかも知れませんが、多分それはその地域だけ多い幻想だと思った方が良さそうです。
全体的に見ると、日本の出生率は(2020年統計)1.34人だそうなので、かなり少ないと言えるでしょう。
この小数点以下の数字が小さいと言う事は、2人以上生んでいる世帯が少ないと言う事、つまり一人っ子がかなり増えていると言っても過言では無さそうです。
出来ればまた、戦後の復興の際に日本政府がやっていた産めよ増やせよ政策的なのを実行して、妊婦や育児中の人が暮らしやすい環境設定をして行けば、もう少し出生率が上がって行く可能性はあると思うのですが、一向にやらないと言う事は政府にとってはその政策は色々と都合が悪いのかな?と考えた方が良いのかも知れません。
と言うか、出生率を上げて子供を増やして行くと言う事は、今は身を着るような状況だったとしても将来的には納税者が増える訳なので、未来への投資としてやって欲しい事案ではありますね。
日本の他にも少子化が加速した事により産めよ増やせよ政策を実行したのがフランスで、子供を産めば産むほど有利になる政策を実践してきたお陰で今は、少子化は克服して安定した人口割合を保っている状態になっているそうです。
独身の人が一番税金が多く課せられて、結婚すると少し軽減して行き、1人目が生まれると更に軽減されて2人目~3人目ともなると軽減の他にも、かなりお得に育児のサービスを受けられるようになったりするそうなので、子供を産まない理由が分からないと言う状況になっているそうなのです。
こんな感じのシステムを日本でも実行して行けば子供も増えると思うのですが、多分最初のそのシステムを構築するための資金がかなり莫大な金額になる事から、対策を実行したり強化して行くのを渋っているのだろうと考えられるでしょう。
またその前に、日本には謎の悪しき風習が根強くはびこっているのを知っているでしょうか。
何故か妊娠した女性社員には厳しく、大抵の場合そのお腹の大きさをからかったりするなどの暴言を浴びせられたり、また妊娠したら仕事を辞めろと言われたりする事が未だに多いのです。
しかも、出産後に子供を保育園に預けて復職しようとすると、子供が可哀そうと言われたり育児を放棄するなと言われたりして蔑む人も多いので、子供を産んで育てていきたくないと言う若い人が増えて行くのです。
結局の所、少子化で子供が少ない!と言って叫んでいるけど、それに対して具体的な策を何も講じてくれないと言う現状がある時点で、日本の少子化は今後も続いて行くと思います。
日本全体での政策には期待できませんが、各地の自治体の中には住みやすく子育ていしやすい環境が整っている地域もあるので、これから子供をたくさん産みたいと考えている人は、そう言った地域に移り住むのも良いでしょう。
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